院長紹介
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院長の想い
日本はいまや世界一の長寿国です。しかし歯に関してはどうでしょう?
この数十年で歯科の治療技術、材料は飛躍的に進歩しました。でも高度な治療が必要になるおおきな原因であるむし歯や歯周病は、はかばかしく減っていません。
その理由は、いまだに歯科医院は「悪くなってから行くところ」という固定概念があるからだと考えます。わたしは、まず皆さんにその意識を変えていただくことが、むし歯や歯周病を減らす第一歩だと考えています。
治療は繰り返す
むし歯や歯周病は、バイオフィルムと呼ばれる細菌の感染症です。通常これらの治療が終了すると、健康な状態にもどった患者さんは「やれやれ、やっと治療が終わった。」と、安心されます。そしてまた同じ生活を続けるうち、また新たな疾患を引き起こし、治療に来られるようになります。そして治療を繰り返すうちに、歯はどんどん寿命が短くなっていくのです。
プロのメンテナンスをすべての人に
感染症であるむし歯や歯周病を繰り返さないためには、プロのメンテナンス(GBT®)による予防が不可欠です。定期検診だけではなく、歯科衛生士によるメンテナンスを定期的に受けることで、お口の環境を健康な状態に維持することができます。
歯科医院は、「悪くなってから行くところ」ではなく、「悪くならないために行くところ」。
生涯にわたり、いつまでもおいしいものが食べられる、人前ですてきな笑顔で笑える、美しい口元でいられるために、今日から意識を変えていきましょう。
「いいかおつくろう」
私は30 年以上、教育委員会より学校医を任されています。この間、子供のむし歯の数は減少していますが、反して歯並びに問題ある子は増えています。
子供の歯列不正(乱ぐい歯、出っ歯、すきっ歯、受け口など)は、呼吸・食育を主とする生活習慣が関係します。当院では「いいかおつくろう」を目標に、小児時期からの治療をご提案しています。「いいかお」とは、単に美人やハンサムという意味ではなく、「本来こうあるべき顔かたち」のことです。正常に発育すれば、顔の中心が極端にずれたり、左右の目の大きさが違ったりということにはなりません。歯列不正を遺伝や個性と諦めたり、「歯が生え変わるまで様子を見ましょう」ではなく、おかしいと気づいたら、まずは一日でも早くご相談ください。
柳原歯科医院のスローガンは、
「削らない」「抜かない」「痛くない」
私は、大阪歯科大学の歯周病学講座(歯科保存)出身ですので、できる限り歯を抜かずに保存することのこだわりは誰にも負けません。すなわちできる限り「削る」「抜く」「痛い」治療をせずに患者さんの歯を守りたいのです。
複数の歯がなくなりはじめて、「もっと歯を大切にしておけばよかった」と、歯の重要性を述べられて後悔される方がいます。その時初めて気づいたと・・・
でも大丈夫、今からでも決して遅くありません。治療、そしてメンテナンスによる予防処置で、少しでも長くご自分の歯で噛めるよう、私たちと二人三脚で頑張りましょう。
「生涯のかかりつけ医」をめざして
当院は、これまで乳幼児からのむし歯予防ケアに始まり、学童期の生え変わり歯列サポート、成人以降は予防ケアへと移行する総合歯科医療まで行ってまいりました。その循環をさらに大きなものにすべく、これから「ママになる人へ」向けての取り組みを始めました。赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時から、子供の「歯育て」は始まっています。
そしてお母さんのお口の健康状態は、赤ちゃんの健康状態に直結します。妊娠を望んだその日から、プロのメンテナンスによる予防を。経験豊富な歯科衛生士によるご提案も、心強い味方となるでしょう。
お腹の中の赤ちゃんがいよいよ誕生し、成長し、大人になって家族を持ち、また新たな命が誕生する。そんな、何世代も続く家族にずっと寄り添った「生涯のかかりつけ医」をめざして、これからもスタッフ一同、日々努力を重ねてまいります。
歯学博士
柳原 一晃
柳原歯科医院
〒639-0265 奈良県香芝市上中833-3
TEL:0745-77-1124/FAX:0745-51-0030
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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14:30~17:30 |
土曜日午後は14:00~17:30
※木曜日・日曜日・祝日は休診